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eat photoの農園プロジェクト “わらしベジ長者”

~1匹のミミズからフルコースができるまで~

青いトマトはピクルスに

大きくて美味しいトマトを作る為には、全部の実を実らそうとするのではなく、一つの房の数を3~4つ位に減らした方が栄養が行き渡って良いそうです。
ということで、大きな実を残しながら小さいものは取り除いてきました。
この作業を「摘果」と言います。

さすがに青いままでは食べられませんが、何か食べる方法はないものだろうか・・・。
そこで思いついたのがピクルス。
インターネットで調べてみると、ありました! 青トマトのピクルスが!

ということで、作ってみました。
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おかずにもう一品。そんな時に重宝しています。


ピクルスと一緒に食べたいのは、やっぱりカレーですね。
収穫したナス、ズッキーニ、ヤングコーン、タマネギ、ニンニクで作ったカレー。
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とにかくナスが美味いんです!


eat photo 農園長/関 尚道

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テーマ:簡単レシピ - ジャンル:グルメ

6/26 ツルの不思議

一つ、毎度不思議に思うことがあります。
それがツル。
ツルをつくる作物は、僕らの畑の中にはスイカ、ゴーヤ、キュウリがそれですね。
下の写真はゴーヤ。あっと言う間に大きくなりました。
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そして四方に向かってツルを伸ばしているのです。

となりのネギのところへ。
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「しがみついてやる!」 そんな強い意志を感じます。
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自分の細い体を雨風に負けない為に、植物はこのような知恵を身につけたのでしょうか。
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時に自ら茎の部分を締め付け、折れてしまうこともあるそうです。
不思議なものです。


eat photo 農園長/関 尚道

6/26 ついにトマトの収穫!

とうとうトマトの収穫となりました!
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早速かぶりつきます。
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甘い!!
あえて難易度の高い桃太郎にして良かった。

ナスは良く実ってくれます。そして美味い!!
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オクラもいい感じです!
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かわいいですね。
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スイカもいい感じです。4玉ついていました。
これが一番大きな玉。でもまだバレーボールくらいかな。
隣にいるのは弟でしょうか。妹でしょうか。
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まだ生まれたて。
ピンポン玉程度の大きさです。
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スイカの下にはそっと藁を敷いて、土と触れるのを防ぎます。
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本当に「そっと」やって上げます。
カボチャもそうですが、土を這っている枝からさらに小さい根が出ているのです。
その根を抜かないように「そっと」です。

小さい小さいパプリカです。
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赤かな? 黄色かな?

エダマエもサヤの形が出来てきました。
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毛深いですね~

どんどんと色付きはじめた夏の野菜たち。
楽しみも苦労もまだまだこれから・・・!?


eat photo 農園長/関 尚道

テーマ:野菜 - ジャンル:グルメ

6/29 アワノメイガ、そしてヤングコーン。

トウモロコシの天敵でおなじみ(?)のアワノメイガが出来てきました!
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こやつらは、黄色い変わった糞をします。
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なに! トウモロコシの旨いエキスを食べているからこんな色なんだって!!
許せん!!

トウモロコシと言えば。
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これは雄穂で、トウモロコシの花です。
ここから下にある雌穂に花粉が落ちて、あのトウモロコシの形へ実っていくのです。

そしてこちらはヤングコーン。
つまり早摘みしたものです。
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トウモロコシは一つの苗から一本だけを作ることにしました。
その方が、大きく味のあるものになるそうです。
なので、大きな雌穂だけを残して小さいものは摘んでヤングコーンとして食べてしまいます。

とりあえずは虫食いの影響もなく、順調な様子です。


eat photo 農園長/関 尚道

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6/21 雨上がり

梅雨のおかげで雨続き。
なかなか畑に行けない日々が続いていた。
たまの時間を見つけて畑に行く僕らにとっては、天候は大きな問題である。
だから梅雨に入る時に心配をしていた。
そしてとうとう2週間・・・。
幸い収穫最盛期のまだ前ということもあり、そんなにたいへんなことにはなっていませんでした。

畝と畝の間の溝に水が溜まっています。
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貯水の役割もあるのですが、こんなに溜まって良いものなのでしょうか・・・。


インゲンが芽を出してくれました。
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インゲンは2ヶ月~2ヶ月半程で収穫ができると聞き、今回作付けをしたのですが、このまま順調に育って欲しいです。
水を吸って、土が軟らかくなっていましたが間引きももちろん行いました。

丸ズッキーニ・・・、水を得てますます元気です。
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カボチャの枝はどこに向かっているのだろうか。
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デカイ! ズッキーニ・ダイナ。
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韓国トウガラシも実が大きくなってきました。
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すでに辛いんですよね~。

カボチャも順調!
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元気の無かったオクラも大丈夫そうです。
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よく見ると小さい実がついていますね。

相変わらず成長が早いキュウリ。
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エダマメに花が咲きました。
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トウモロコシの穂も大きくなりました。
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↑開いた後。

↓開く前。
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背丈も大きくなりましたね。
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(左:トウモロコシ 右:エダマメ)


eat photo 農園長/関 尚道

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6/7 インゲンの種まき

さて、この日はインゲンの種まきも行いました。
先日収穫したキャベツと、今日収穫したタマネギの場所に植えることにします。

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こちらもトウモロコシ同様、ピンク色になっていますね。

結構スペースができたんで、思い切って34箇所も植えてしまいました。
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こりゃ豊作間違いなしか!?


最後に、インゲンとは関係ありませんが、いつも感じていることを書きます。
eat photo農園がある埼玉県越谷市のファミリー農園は、下の写真の橋の左側にあります。
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都心より電車に乗り継ぎ約1時間。
決して近くはありませんが、僕はこの橋を通る度に、この場所に来れることを素直に気持ちよく思えます。
そこには都会には無い素朴な香りと、心地よい風が流れているだけです。
徒歩か自転車でしか渡れないこの橋は水管橋です。
きっと生活水を渡す役割があるのでしょう。
そう思うと、この赤いモニュメントからも食卓を潤すドラマがあるように感じてきます。
下を流れるのは中川。
そして東京湾へと注がれていきます。


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6/7 本格的に収穫がはじまりました! (後編)

続いてタマネギの収穫です。
タマネギを植えたのは昨年の11月24日でした。ニンニク同様、冬を越えての実りであります。
しかし、植え時期が遅かったのか小ぶりなものばかり。
この様に冬を越す野菜は、寒くなる前の僅かな植え時期の違いで成長に差が出てしまうとのことです。
来年はリベンジしたいですね。
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さっそく採れたてを頂きます。
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男気溢れてますね。

小粒でも美味かったですよ。
丸ごと煮物にしてもいいですね。
でもやっぱり大玉のタマネギを作りたいですね!

この日の収穫は、ご覧のようにズッキーニ(丸、ダイナ)、ナス、キュウリ、ピーマン、そしてタマネギ。
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青いトマトも持って帰ります。さて、何かに使えないだろうか・・・。

収穫したタマネギは、根を切り土を落として、風通しの良い日陰にて吊るして保管します。
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ニンニクを干すのに便利なネットを畑仲間から頂きました。
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これは便利です。

ニンニクとタマネギは保存が利くので助かりますね。
タマネギは200個作ったのですが、小さいのでみんなで分けたら「これだけ!?」って量になっちゃいましたが。
ではでは。


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6/7 本格的に収穫がはじまりました! (前編)

この日は快晴! 宮崎さんと供に畑にいってきました。

トウモトコシとエダマメ、順調です。
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エダマメの葉。
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間引いたトウモロコシは土の養分にします。
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間引いたあとは土寄せを。こうやって、しっかりと根付かせるようにします。
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キュウリが収穫できました!
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さっそく頂きます。
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キュウリにかぶりつく大将!
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しかし口当たりがぬるい・・・。
そらそうですね。今までお天道様の下にいたわけですから。

無残な姿のキュウリも。カラスの仕業でしょうか。
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上手に甘味のありそうなところだけを食べてくれました。

ナスも立派に育ちました!
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トマトの実も大きくなってきました。
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トマトも食べられていますね。きれいに突付かれています。
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トマトは枝分かれしていき、栄養がしっかりと実に行くように、わき目から出ている枝は剪定します。
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ピーマンも収穫!
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ズッキーニ・ダイナも収穫。
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愛くるしい、赤ん坊のようなカボチャですね。
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丸ズッキーニ収穫でご満悦の宮崎さん!
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長くなりそうなので、続きは後ほど。
eat photo 農園長/関 尚道

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5/26 ニンニクの収穫

この日はニンニクの収穫も行いました!
植えたのが昨年の10月13日ですから、7ヶ月以上になります。
冬を越え、ゆっくりゆっくりと成長してきました。

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茎からさらにニンニクが・・・!?
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抜いたニンニクの根にミミズ。
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ファミリー農園の中でも僕らのニンニクは優秀な方だとのことです。市販されている国産ニンニクに比べると小さめですが、なかなか立派じゃありませんか?
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あとは干して3週間程乾燥させれば食べられるようになります。
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茎の間から出てきた実の部分です。茎も食べてみたけど堅いだけ!! いわゆるニンニクの茎のようにはいきませんでした。
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eat photo 農園長/関 尚道

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5/26 巨大!

キャベツ収穫後の土を耕そうとしたわけですが・・・、_MG_0254.jpg

で、デカイ!!
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さずがにちょっと驚きました。
何というか太さがすごくて・・・。

しかし、今日もミミズたちは土を軟らかくし、野菜作りに適した土壌を作ってくれています。
不思議なもので愛着も沸いてくるものです。

実は、進化論を唱えたあのダーウィンが、ミミズの研究をしていたことはご存知でしょうか?
今も彼の研究内容は大きな影響を与えるものになっているそうです。これはたいへんな名著とのことなので、さっそく読んでみようと思います。
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チャールズ・ダーウィン 「ミミズと土」

僕らは美味しい野菜を作りたいだけです。
自分たちが本当に美味しいと言えるためだけであれば、農薬なんていりませんよね。
そりゃ、虫や鳥に食べられたりと苦労は多いですが、それで僕らが困ることなんてありません。
そして感じることは自然の力。
その自然の力を上手く使っていくことの方が、きっと美味しい野菜が作れるはずです。
また、自然界のバランスとは、非常によく出来ているものなのではないでしょうか?
野菜作りをしているとそう感じずにはいられなくなります。
まだまだ勉強は必要ですが、「わらしベジ長者」には自然の恵みをおすそ分けしたいという想いがあるのです。

eat photo 農園長/関 尚道

丸ズッキーニ!

カレーにしようかと思ったのですが、面倒臭くなって野菜炒めにしちゃいました。

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みずみずしいです。

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コンビーフとキャベツで味付けはあっさりと。
思い付きでレモンを絞ったらすこぶる旨くなりました。


eat photo 農園長/関 尚道

テーマ:+おうちでごはん+ - ジャンル:グルメ

5/26 うお~っと、早くも!!

あれから10日。本当に成長が早いですね! 秋~春とは比べ物にならないスピードを感じています。

まずはズッキーニ。
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もう収穫が間近じゃないですか!

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こちらはキュウリ。まだ小さいですが、しっかりとイボイボが付いてますね。

ん!?
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これは・・・!? 丸ズッキーニです! 先ほどがダイナという種類で、一般的に売られているものですよね。こちらは丸いズッキーニ。なんとこれが「わらしベジ長者」収穫第一号となりました!
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隣にあるズッキーニ(ダイナ)ですが、実は先ほどのとは別の苗がバイラスと言いまして、ウィルスにやられてしまったのです。苗はもう抜くことにしたので、そこに付いていた実を採ったということです。

こちらは可哀相な姿になってしまったズッキーニです。
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健康な葉はこのうような感じです。
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ちなみに白い斑点のようなものは、特に害のあるものではないとのことです。

カボチャの花が食べられています・・・。
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これは、ウリハムシという虫の仕業。
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しかし、悪いことだけではなく、受粉もしてくれるとのこと。自然の摂理とは不思議なものです。

さてこちらは何の蕾か分かりますか?
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正解はトマトです。

これは分かりますね?
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そう、この色と言えばナスです。

こちらは葉の形で分かるでしょうか?
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バジルです。バジルも花が咲くんですよ! て、当たり前か・・・。

みな、グングンと成長している中、ひとつ心配な野菜があります。それがこれ、オクラです。
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大丈夫かいな?

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「ゴーヤの成長の速さは凄いよ!」と野菜作りの先輩、ベジアナ小谷さんが聞かせてくれていましたが、どうもまだまだのようです。

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ネギも順調!

いや~、こうやって成長をまじまじと感じる度に、野菜作りの楽しみを覚えますね。何も言わず育っているのだけれども、そこには様々な有機物があるから栄養を手に入れることができて、虫が花粉を運んでくれて、いろんな要素が積み重なって徐々にその姿を変えていっているんですね。
この日は収穫ができたことに正直驚きでしたが、これからどんどんと成長していくであろう僕らの野菜のことを思うと、本当に楽しみですね。

家庭菜園にどっぷりはまってしまった農園長の関でした。
続きは後ほど。

同じく5/15 グングンきてます! 

トウモロコシとエダマメの種を撒いてから約2週間が経ちました。
当然2週間も経てば、見違える程成長をしているもの。
じっくりと発芽を観察することはできませんでしたが、立派に育ってくれているから何よりのことですね。

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手前がエダマメで奥がトウモロコシ。

トウモロコシは3つの芽の内、一番成長の悪いものを間引きます。
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間引いた芽にはまだ種の形が残ってますね。

続いてエダマメも間引きます。
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種の中から新芽が出てきたことが分かりますね。

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根の方にはやはり種の形跡があります。

さて、続いては苗の様子です。
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カボチャの花です。夏を感じさせる黄色ですね。

これはズッキーニ。
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歪で複雑な茎の構成は個性派ですな。

こちらも個性的な姿。
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葱坊主。

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愛くるしいですね。

さあ、いよいよ夏野菜の時期に突入ですね。
グングン育て!!


eat photo 農園長/関 尚道

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