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eat photoの農園プロジェクト “わらしベジ長者”

~1匹のミミズからフルコースができるまで~

納涼祭

8/9(日)
いよいよこの日がやってきました!
わらベジ長者納涼祭。

…の前に、「わらベジ」じゃなくて「わらしベジ」の方が分かりやすいんじゃないの?というアドバイスをいただきましたので、

改めまして、わらしベジ長者納涼祭!
収穫した夏野菜を中心に、お客様には野菜以外、なるべく国産の食材を持ち寄っていただき、おすそわけディッシュを楽しもうというパーティーです。

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朝取れ野菜
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だだん!
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うまそー。
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お越しいただいたみなさんありがとう。
お料理していただいたtokyo deliciousの原島さんありがとう。
畑を耕してくれたミミズくんありがとう。
おかげで楽しい1日でした。

「わらしベジ長者」
トレーディング(交換、おすそわけ、お返し)をテーマにレンタルファームから食を考えるプロジェクトです。

田んぼは土の養分をお米というデンプンに変えてくれます。
牧畜は草の養分をお乳やお肉というたんぱく質に変えてくれます。
ミミズは田畑を耕してくれる大事なパートナー。
農業は土や水、風、お日様を食べ物へと変換すること。
自然と人の手が共に力を合わせて育て上げること。
たくさん穫れたお野菜はご近所さんにおすそわけ。
お隣のご主人は釣ってきたお魚を届けてくれました。
奥さまは卵を届けてくれました。
「いただきます」までの物語。
「いただきます」から始まる物語。

私たちはレンタルファームでの自らの活動を通じて、この繋がりを描き出してみたいと思いました。
「野菜(ベジタブル)」を育てることをきっかけに、一匹のミミズから、まるで「わらしべ長者」の物語のように「交換」を重ねて育て届いた食材で、世界にひとつのおすそわけ料理パーティーを開きます。
みなさんとともに「お皿の向こう側」に想いを馳せて。

終わり…ません。
畑の方は秋冬に向けて、これからは根菜類ですね。
またパーティーを開きます。みなさんどうぞお気軽にいらしてください。
音楽ライブや絵の展示があっても楽しいです。
おすそわけ∞

~お知らせ~
9/3発売の雑誌「自給自足」移住への道というコーナーにeat photoの農園活動が紹介されます。どうぞご覧ください。

eat photo 宮崎純一

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テーマ:野菜 - ジャンル:グルメ

青いトマトはピクルスに

大きくて美味しいトマトを作る為には、全部の実を実らそうとするのではなく、一つの房の数を3~4つ位に減らした方が栄養が行き渡って良いそうです。
ということで、大きな実を残しながら小さいものは取り除いてきました。
この作業を「摘果」と言います。

さすがに青いままでは食べられませんが、何か食べる方法はないものだろうか・・・。
そこで思いついたのがピクルス。
インターネットで調べてみると、ありました! 青トマトのピクルスが!

ということで、作ってみました。
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おかずにもう一品。そんな時に重宝しています。


ピクルスと一緒に食べたいのは、やっぱりカレーですね。
収穫したナス、ズッキーニ、ヤングコーン、タマネギ、ニンニクで作ったカレー。
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とにかくナスが美味いんです!


eat photo 農園長/関 尚道

テーマ:簡単レシピ - ジャンル:グルメ

6/7 インゲンの種まき

さて、この日はインゲンの種まきも行いました。
先日収穫したキャベツと、今日収穫したタマネギの場所に植えることにします。

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こちらもトウモロコシ同様、ピンク色になっていますね。

結構スペースができたんで、思い切って34箇所も植えてしまいました。
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こりゃ豊作間違いなしか!?


最後に、インゲンとは関係ありませんが、いつも感じていることを書きます。
eat photo農園がある埼玉県越谷市のファミリー農園は、下の写真の橋の左側にあります。
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都心より電車に乗り継ぎ約1時間。
決して近くはありませんが、僕はこの橋を通る度に、この場所に来れることを素直に気持ちよく思えます。
そこには都会には無い素朴な香りと、心地よい風が流れているだけです。
徒歩か自転車でしか渡れないこの橋は水管橋です。
きっと生活水を渡す役割があるのでしょう。
そう思うと、この赤いモニュメントからも食卓を潤すドラマがあるように感じてきます。
下を流れるのは中川。
そして東京湾へと注がれていきます。


eat photo 農園長/関 尚道

テーマ:園芸・ガーデニング - ジャンル:ブログ

6/7 本格的に収穫がはじまりました! (前編)

この日は快晴! 宮崎さんと供に畑にいってきました。

トウモトコシとエダマメ、順調です。
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エダマメの葉。
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間引いたトウモロコシは土の養分にします。
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間引いたあとは土寄せを。こうやって、しっかりと根付かせるようにします。
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キュウリが収穫できました!
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さっそく頂きます。
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キュウリにかぶりつく大将!
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しかし口当たりがぬるい・・・。
そらそうですね。今までお天道様の下にいたわけですから。

無残な姿のキュウリも。カラスの仕業でしょうか。
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上手に甘味のありそうなところだけを食べてくれました。

ナスも立派に育ちました!
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トマトの実も大きくなってきました。
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トマトも食べられていますね。きれいに突付かれています。
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トマトは枝分かれしていき、栄養がしっかりと実に行くように、わき目から出ている枝は剪定します。
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ピーマンも収穫!
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ズッキーニ・ダイナも収穫。
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愛くるしい、赤ん坊のようなカボチャですね。
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丸ズッキーニ収穫でご満悦の宮崎さん!
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長くなりそうなので、続きは後ほど。
eat photo 農園長/関 尚道

テーマ:園芸・ガーデニング - ジャンル:ブログ

5/26 巨大!

キャベツ収穫後の土を耕そうとしたわけですが・・・、_MG_0254.jpg

で、デカイ!!
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さずがにちょっと驚きました。
何というか太さがすごくて・・・。

しかし、今日もミミズたちは土を軟らかくし、野菜作りに適した土壌を作ってくれています。
不思議なもので愛着も沸いてくるものです。

実は、進化論を唱えたあのダーウィンが、ミミズの研究をしていたことはご存知でしょうか?
今も彼の研究内容は大きな影響を与えるものになっているそうです。これはたいへんな名著とのことなので、さっそく読んでみようと思います。
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チャールズ・ダーウィン 「ミミズと土」

僕らは美味しい野菜を作りたいだけです。
自分たちが本当に美味しいと言えるためだけであれば、農薬なんていりませんよね。
そりゃ、虫や鳥に食べられたりと苦労は多いですが、それで僕らが困ることなんてありません。
そして感じることは自然の力。
その自然の力を上手く使っていくことの方が、きっと美味しい野菜が作れるはずです。
また、自然界のバランスとは、非常によく出来ているものなのではないでしょうか?
野菜作りをしているとそう感じずにはいられなくなります。
まだまだ勉強は必要ですが、「わらしベジ長者」には自然の恵みをおすそ分けしたいという想いがあるのです。

eat photo 農園長/関 尚道